はじめに
お久しぶりです。
この間、グッドイヤーウェルト製法の革靴でも、ソールに穴が空いた際は修理せず、新しい革靴に変える人が多いことを耳にしました。
修理しない大きな理由は、「オールソール交換をお店に依頼するのが面倒、又は、費用が高いから」とのことでした。
グッドイヤーウェルト製法の革靴は修理すればかなり長持ちするため、手間を理由に使い捨てるのはかなり勿体ないです。
一方、オールソール交換に手間と費用がかかるため、ハードルが高く感じることも共感できます。
そのため、今回は、本格革靴を履いている人なら避けては通れない、革靴のオールソール交換について説明したいと思います。
にのまえマメな手入れとソール交換を続ければ、長くても20年間は履ける革靴なので、是非参考にしてもらいたいです。



お気に入りの物を長く使うのって大人っぽくて憧れるよね。


この記事はこんな人にオススメします!
- ソール交換するタイミングが分からない人
- ソール交換の頻度を極力減らしたい人
- ソール交換を依頼するお店で悩んでいる人
そもそもソール交換するタイミングは?
一番オススメのタイミングはズバリ、「ソールに穴が空いた時」です。
ソールに穴が空くと、靴内部が浸水したり、穴が広がることで、履き心地が悪化します。
そのため、この状態になったら、必ず修理店に依頼してソールを交換しましょう。
また、「点字ブロック」の上に乗り、ソールの薄さを確かめるという方法もありますが、個人的には難易度が高いです。
昔、この方法でソールが薄くなったと判断し、修理を依頼した際、職人さんから「まだまだ履ける」と言われたことがあります。
オールソール交換は費用がかかるため、ギリギリまで粘りたい方は、ソールの穴の有無で判断するのをオススメします。



そもそもソールに穴が空いていることに気付かないのでは?



歩き心地で意外と分かるものだよ。あと、普段からソールのケアをして確認することが大切かな。


ソールに穴が空いたら修理するお店を決めよう!



交換するタイミングになった時、具体的にどうすれば良いの?



近所のお店に持ち込むだけ、と言いたいところだけど、仕上がりや費用に差が出るのでお店は吟味した方が良いよ!



なるほど。お店の良し悪しを判断する方法ってあるの?



もちろん、私の主観や経験に基づくものだけど、下記の特徴があれば当たりの傾向が高いかな。
こういうお店は当たりの可能性大!
- ブログやSNSで、日々の情報を発信している
- 駅から少し離れた個人店
- お店のHPで修理料金が掲載されている



例えば、ブランド靴の場合は、メーカーに修理するのもアリなんじゃない?



メーカー修理の場合、純正のパーツに戻せる安心感はあるけど、期間と費用がかかることが多いし、ソールの選択肢も少ないので、個人店で修理するのがオススメだよ。



近所で優良な個人店を見つけることが重要ってことだね!
著者がオススメする修理店



実際、オールソール交換はどのくらいお金がかかるの?



ラバーソールで15,000円から、レザーソールで17,000円が相場かな。レザーソール高級な素材だと、25,000円はするよ。



革靴が一足買えるくらいの値段だねぇ…



相場よりも手頃なところから、高級志向のお店でオススメを紹介するから参考にすると良いよ。
私の場合、ここ数年はBonta様にオールソール交換を依頼しています。
店舗が大阪のため、靴を配送する必要がありますが、オールソール交換の場合、往復の配送料は無料です。
また、2024年時点で、ラバーソールが12,000円、レザーソールが13,000円〜と破格の値段です。
ただし、安いからクオリティが低いわけでもなく、多くの修理実績がある優良店です。



最高級素材のレザーソールに交換しても20,000円弱程度なので、本当に有り難いお店です。



革靴の丸洗いを依頼したこともあったけど、とても綺麗に仕上げてくれたよね。
自ら足を運ぶ場合、私はRESH様を利用することが多いです。
このお店は修理に持ち込んだ際、ソール以外の不具合も気軽に相談できるのが有り難いです。
また、修理期間も比較的短くて済むため、靴のローテーションが十分でなくとも安心です。
なお、定期的に修理した靴をブログで取り上げてくれるため、自分の靴の記事を読むのが楽しみでもあります。



三軒茶屋以外でも店舗を展開しているため、是非最寄りの店舗を確認してみてください。



他の店舗があるなら引っ越しても安心だね。
UNION WORKS様は高級靴修理点の代名詞的なお店です。
ラバーソール17,000円、レザーソール20,000円からであり、他のお店と比べると割高です。
ただし、仕上がりのクオリティは一線を画すものがあります。
大事な革靴を信頼できるお店に預けたい場合、こちらを選べば間違いはないでしょう。



とにかく値段がお高いですが、仕上がり後の靴は惚れ惚れしますよ。



完全に高級志向の人向けのお店だよね。
オールソール交換の頻度を減らそう!
オールソール交換には費用もかかり、交換可能な回数も限られているため、ソールの寿命を伸ばすことが大切です。
具体的な対策を3点紹介します。
①つま先、踵部分を修理する
ソールはつま先、踵部分が最も早く消耗します。
この部分の削れが激しい場合、他の部分にまだ厚みがあってもオールソール交換となります。
そのため、つま先、踵部分は定期的に部分修理することをオススメします。
オールソール交換とは異なり、費用も3,000円程度で済みます。



具体的に度のタイミングで修理すればよいのさ



つま先はコバまで残り2mmになったら、踵は1cm削れるくらいかな。歩行のバランスも悪くなるからマメに修理すると良いよ。
②レザーソールはケアを怠らない
レザーソールは手入れすることで長持ちするため、1ヶ月に1回はケアしましょう。
ケア自体は10分程度で終わるので、以下の記事を参考に習慣化してください。


また、レザーソールは濡れると消耗が激しいため、雨の日はラバーソールの靴を履くことも大切です。
最低1足は、防水性に特化した靴を保有することをオススメします。







雨用の靴で何かオススメはあるの?



定番だけど、ゴアテックス素材の靴を選べば間違いないよ。
③拘りが無ければラバーソールを選ぶ
ラバーソールは耐久性が高いため、ソールが中々減りません。
また、交換時もラバーソールの方が価格が安いため、コスト面でも優れています。
その上、レザーソールとは違い手入れも不要のため、特に拘りが無い人はラバーソールで靴を揃えるのをオススメします。



これだとラバーソール一択になるけど何かデメリットはないの?



明確なデメリットは無いね。ソールの素材による違いは以下の記事でまとめているので、チェックすると良いよ。


おわりに
本格革靴を長持ちさせるための要となる「オールソール交換」について、交換のタイミングから優良店の見つけ方までを解説しました。
高価な革靴を「修理せず使い捨てる」のは、あまりにも勿体ないことです。
適切なタイミングで手間をかけ、信頼できる職人さんに依頼することで、靴は「消耗品」から「一生モノの相棒」へと変わります。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、大切な靴に手をかけることは、靴への愛着を深め、自身の身だしなみに対する意識を高めることにも繋がります。
まずは、お持ちの革靴のソールをチェックしてみてください。穴が空いていなくても、「そろそろかな?」と感じたら、ぜひこの記事で紹介した優良店の特徴を参考に、最寄りの修理店を探してみてください。
一歩踏み出すことで、あなたのビジネススタイルはさらに豊かになります。
それではまた。






