はじめに
お久しぶりです。
最近、5年程履いたローファーのソールに穴が開いてしまい、オールソール交換をしました。
昨今の価格高騰につき、特にレザーソールが値上がりしていたため、思った以上の出費となってしまいました。
そのため、今回は自分への戒めもかねて、レザーソールの手入れ方法についてまとめたいと思います。
にのまえレザーソールは手入れの有無によって寿命が大きく変化するので、是非抑えておきたいポイントです



靴磨きとは違って、ソールの手入れ方法はあまり知れ渡っていない印象があるなぁ
この記事はこんな方々にオススメします!
- レザーソールの革靴を買ったけど手入れ方法が分からない人
- レザーソールの靴を持っているけど、すぐに穴が開いてしまう人
- レザーソールの革靴は手間がかかりそうなので牽制している人
そもそもレザーソールとは何か?
まずはじめに、レザーソールについて簡単に説明したいと思います。
レザーソールとは
革素材で作られた靴底のこと
高級革靴の多くに採用されるソールで、見た目の高級感及び上品さが特徴
ひとえにレザーソールと言っても、革の厚みであったり、革の鞣し方により、様々な種類に分類されます。
また、その他のソールとしてラバーソールがありますが、こちらの方がなじみ深いと思います。
各ソールの特徴については、別の記事でまとめていますので、そちらをご参照ください。





ちなみに、人によってはレザーソールを見た時に、木製と勘違いする場合もあります



僕も初めてレッドウイングのブーツを見た時は、ヒール部分は木でできていると思っていたよ
手入れの必要性について
レザーソールの素材は当然革であるため、定期的に手入れする必要があります。
手入れを怠った場合、革の柔軟性・撥水性が弱まり、結果として以下のような問題が生じます。
手入れを怠った場合に起こる問題
- ソールの減りが早くなる
- カビが発生しやすくなる
- 歩いていて滑りやすくなる
それぞれ順番に見ていきましょう。
ソールの減りが早くなる
当然の話ですが、ソールは直接地面に接触する箇所のため、歩くたびに摩耗していきます。
特に、レザーソールの場合、レザーの柔軟性の有無によってソールの耐久性が大きく変化します。
その柔軟性を維持するため、定期的にソールに影響を補給する必要があると言う訳です。



雨に濡れたら柔らかくなるし、定期的な栄養補給を怠れば乾燥してしまい、ソールが削れやすくなってしまいます



柔らかくても固すぎても駄目っていうことだね
カビが発生しやすくなる
ソール部分は特に汚れが付着するため、汚れ及びカビが集まりやすいです。
特に、梅雨時に履いた革靴をすぐに靴箱に入れてしまい、長期間放置したら、ソール部分がカビていたなんて経験をされた人もいると思います。
一度発生したカビを取り除くのは手間と費用がかかりますし、ソールからアッパーにカビが移る可能性もあります。
ソールもそうですが、革靴自体を長年愛用するためにも、なるべくカビの発生は予防したいところです。



実際にカビが発生したらどうすれば良いの?



自分でやると完全に除去しきれない場合があるから、靴修理屋さんに相談するのが一番良いと思うよ
歩いていて滑りやすくなる
前述したとおり、レザーソールの強度を上げるには柔軟性を確保する必要がありますが、これは歩き心地にも関係します。
ソール自体に柔軟性がないと、ソールが地面を上手くキャッチできず、結果として滑りやすくなります。
都会の朝、出勤しているサラリーマンが滑っている光景は良く見ますが、あれは手入れされていないレザーソールの革靴を履いていることが原因なのが多いです。



定期的に手入れしたレザーソールはラバーソールよりも歩き心地が良いので、手入れしないのは勿体無いと思います



手入れ自体は面倒だけど、享受できるメリットは大きそうだね
レザーソールの手入れ方法について
前置きが長くなりましたが、ここからはレザーソールの手入れ方法について説明したいと思います。
手入れの頻度ですが、靴本体の手入れと同様、月1回のペースで行えば十分です。
手入れの具体的な手順は以下のとおりです。
レザーソールの手入れの手順
- ソールの汚れ落とし
- ソールへの影響補給
- 仕上げのコテがけ
それぞれ順番に見ていきましょう。
ソールの汚れ落とし
1番目は「ソールの汚れ落とし」です。
これは、ソールに栄養補給する前に付着した汚れを落とすという工程です。
方法自体はとても簡単で、固く絞った雑巾でソールを優しく拭くだけでOKです。
なお、この際にソールに小石がめり込んでいるのを見つけたら、千本差し等で取り除くのが良いでしょう。



雑巾で拭く前に、ソール用のブラシでマッサージする人もいますが、とりあえずは水拭きだけすれば十分です



うちにもソール用のブラシはあるけれど、最近は使っていないよね
(2)ソールへの栄養補給
2番目は「ソールへの栄養補給」です。
汚れ落としが終わったら、少しの間ソールを乾かしてから、この工程に移りましょう。
この作業も簡単で、市販のソール用のオイルを布の端切れに少し含ませて、ソールに塗っていきます。
ソール用のオイルはネットで簡単に手に入るので、是非買ってみてください。
私のオススメはサフィールのソールガードですが、価格がやや高めのため、はじめのうちはモウブレイのモイスチャライザーが良いでしょう。



やっぱりソール用のオイルは買わないと駄目なの?



オリーブオイル、酢及びアルコールを混ぜたもので代用できるって聞いたことがあるけど、オリーブオイル自体が高いから、大人しく専用のオイルを買った方が良いと思うな
(3)仕上げのコテがけ
最後は「仕上げのコテがけ」です。
栄養補給が済んだら、ソールの表面をコテがけしていきましょう。
この工程を行うことで、革表面の繊維が引き締まり、ソールの柔軟性がアップします。
方法としては、表面がツルツルしたスティック状のものでソールの表面を軽く擦るだけです。
スティック状のもので擦っていくと、次第にソールが光っていくので、これをソール全体に行う感じです。



手元にスティック状のものがなければどうするの?



一応、アビィスティックっていうケア用品が売られているけど、価格が8,000円近くするので、私はペネトレイトブラシの柄の部分で代用しているよ
ソールに穴が開いていた場合
ここまで、レザーソールの手入れについて説明していきましたが、定期的に手入れをしてもなお、いつかはソールに穴が開きます。
穴が開いた場合ですが、問答無用でオールソール交換(古いソールを剥がして新しいものに交換すること)が必要となります。
そして、このオールソール交換ですが、レザーソールの場合、費用は最低でも20,000円からとかなり高額です。



交換の費用だけで新しい靴が買えてしまうね



それでも、革靴自体は手入れすれば20年は持つから、ソールを交換せずに靴を捨ててしまうのは、さらに勿体ないと思うよ
また、ソール交換するためにお店を探す必要がありますが、こちらはネットで近いお店を調べるだけでOKです。
一応、良いお店を見分けるコツとして、お店のブログ等で修理した靴に関する記事を書いていれば、それなりの実績と腕を持っている場合が多いです。
なお、私は以前までRESHというお店に修理を依頼しておりましたが、3年程前からは大阪にあるBONTAというお店に切り替えました。
大阪まで靴を郵送する必要はありますが、運送費はお店が負担してくれますし、なにより他のお店と比べて修理費用が安いため、オススメです



もちろん、修理の腕も確かなので、自身を持ってオススメできるお店です



オークバークソールへの交換に加えて、靴内部のパッチ当てと丸洗いで合計20,000円だったから、相当な価格破壊だよね



ソールの交換時期だったり、私の実体験については別の記事でまとめる予定なので、もう少々お待ちください。
COMING SOON…
おわりに



以上、レザーソールの手入れ方法をまとめてみたけど、どうだったかな?



全工程で10分もかからないから、靴本体の手入れと同時にやれば、そこまで負担にはならないって感じたよ



そうだね。
靴本体の手入れと一緒に習慣化すれば苦にはならないと思うし、レザーソールのメリットを十分に享受できるから是非実践してほしいな



あと、オールソール交換は費用が高いみたいだから、定期的に手入れをしてソールの寿命をより長くしたいよね
それではまた。





