はじめに
お久しぶりです。
10月も半ばとなり、大分涼しくなってきました。
秋冬に向けて革靴の衣替えをしていた際、自身の革靴のソールがほとんどレザーソールであることに気付きました。
そのため、今回は少しマニアックな話題となりますが、革靴の靴底(ソール)について私の考えを書きたいと思います。
ちぇる靴好きならソール選びも吟味する傾向があるよね



他人の目には入らない箇所ではあるけど、何故か惹かれてしまうって感じかな
この記事はこんな方々にオススメします!
- レザーソールの革靴に興味がある人
- 革靴を揃えるにあたり、各ソールの特性を知りたい人
- 買った革靴がレザーソールだったけど良さが分からない人
ソールの重要性について
革靴を購入する際、ソールまで意識する人は少数だと思います。
しかし、自身の用途に合わないソールを選択した場合、後々に不都合が生じます。
具体的には、雨の日も履く想定で買ったのに、ソールが水に弱い素材だったり、足に汗をかきやすいにも関わらず、靴内部の通気性が悪いといったところです。
そのため、ソールの種類ごとの特性をしっかりと把握した上、自身の用途に合った革靴を選ぶことが重要となります。



就職時に買った革靴を雨の日も履いていたら、夏場でソールに穴が開いてしまったという人は多いと思います



ほかのアイテムと同様、用途に分けて使い分ける必要があるってことだね
ソールの種類について
初めに、革靴のソールにはどのような種類のものがあるのでしょうか。
これについては、大きく分けてレザーソールとラバーソールの2つに分類することができます。
レザーソールとは
革素材で作られた靴底のこと
高級革靴の多くに採用されるソールで、見た目の高級感及び上品さが特徴
ラバーソールとは
天然ゴムや合成ゴムで作られた靴底のこと
広い価格帯の革靴に採用されるソールで、高い機能性と耐久力が特徴
レザーソールはオークバーク及びレモンティー、ラバーソールはダイナイト及びコマンドなど、より細かな種類に分類できますが、いったんはレザーソールとラバーソールを知っておけば十分です。


オークバークソール(レザー)


ダイナイトソール(ラバー)



ひとえにレザーソール、ラバーソールといっても様々な種類のものがあるんだね



より詳細な種類については別の記事にまとめる予定だよ
COMING SOON…
各ソールの特徴について
ソールの種類を紹介したところで、次に各ソールの持つ特徴について説明したいと思います。
当然、それぞれに良い点と悪い点がありますが、レザーソール及びラバーソールは互いにほぼ対極する特徴を持っているため、比較的覚えやすいと思います。



つまり、両方のソールを揃えれば良い点を享受しつつ、悪い点をカバーできるってこと?



そうだね!
片方のソールのみに拘らず、用途を考慮してその日に履く靴を選べば、日常生活が大分楽になると思うよ
レザーソールの特徴
はじめに、レザーソールの特徴を説明したいと思います。
個人的に、靴好きはレザーソールを揃えがちという印象がありますが、良い点に着目すると納得できるという感じです。
具体的な特徴は以下のとおりです。
レザーソールの特徴
(良い点)
- 見た目がかっこいい
- 靴内部の通気性が良い
- 歩き心地が柔らかい
(悪い点)
- 雨の日は使用不可
- 定期的な手入れが必要
順番に見ていきましょう。
見た目がかっこいい
なんといっても、レザーソールは見た目がかっこいいです。
新品の状態も良いですが、綺麗に手入れされた上で使い込まれたレザーソールにはなんとも言えない魅力があります。
個人的には、海外の映画などで登場人物のレザーソールがふと見えると「かっこいい!」と感じてしまいます。



ただし、ソールは人にはほぼ見られないため、あくまで自己満足の世界にはなります。



趣味性の強いソールってことだね
通気性が良い
革靴の素材が本革の場合、靴内部の湿気を外に排出してくれますが、ソールも本革であれば、その効果はアップします。
レザーソールの場合、一日中履いていても蒸れと臭いは少なく、快適に過ごすことができます。
また、履いた後も靴内部に湿気がこもりにくいため、ラバーソールに比べてインソールが劣化しにくいというメリットもあります。



ラバーソールの靴内部の手入れを怠った結果、インソールが真っ黒に炭化したという苦い経験もあります



靴内部に限っては、レザーソールはカビも生えにくいし、乾きも早い印象があるよね
歩き心地が良い
最後に個人的に体感していることですが、レザーソールの方がラバーソールより歩きやすいです。
やはり革素材なので、履いているうちに足になじんでいることが大きな要素だと思われます。
また、レザーソールの靴で歩くと、足音が「コツコツ」と良い音になるのも、個人的にはポイントが高いです。



最高級ラインのレザーソールについては、まさに高級な絨毯の上を歩いているように感じます



革靴はスニーカーと比べて歩きにくいって言われるけど、
サイズや素材を吟味すればそんなことはないって思うよね
雨の日は基本的に使用不可
当然ではありますが、レザーソールは革素材のため、雨の日など路面が濡れている時の使用はオススメしません。
雨に濡れることで、レザーソールが柔らかることで、ソールの減りが早くなったり、インソールまで浸水し、靴本体が大きなダメージを受けます。
ソールはお店に頼むことで張り替えてもらえますが、費用が高めなので、張り替える機会は極力減らすのが鉄則です。



出勤時から雨が降っている場合、ラバーソールの靴を使用するのが良いでしょう。



仕事帰りに雨が降っていた場合は、帰宅後にすぐ手入れすれば良いから、あまり気にしなくても良いと思うな
定期的な手入れが必要
ソールであっても素材が革である以上、定期的な手入れが必須となります。
しかし、手入れ自体は簡単で、固く絞った雑巾でソールの汚れを取った後、レザーソール用のオイルを塗るだけです。
また、手入れの頻度としては、月に1回程度で十分です。
手入れを怠らず、雨の日の利用を控えれば、靴のローテーションによりますが、ほぼ5年以上はソールを張り替える必要はないでしょう。



ラバーソールの場合は基本的にメンテフリーのため、手入れが面倒は方はこちらを選びましょう



汚れたら雑巾で拭くだけでよいもんね


ラバーソールの特徴
次にラバーソールの特徴を説明します。
レザーソールに比べ、ラバーソールには悪い点が少ないため、足数を絞る場合はラバーソールのみで揃えるのも良いと思います。
具体的な特徴は以下のとおりです。
ラバーソールの特徴
(良い点)
- 耐久性が高い
- 基本的に手入れは不要
(悪い点)
- 通気性はレザーソールに劣る
順番に見ていきましょう。
ラバーソールのメリット
耐久性が高い
多少の例外はあれど、レザーソールと比べると、ラバーソールは靴底が減りにくいのが特徴です。
その耐久性は、10年以上革靴を履いている私でも、ラバーソールの靴底を交換したことがないほどです。
また、ラバーソールは雨による浸水の恐れもないため、梅雨時でも安心してヘビロテできます。
そのため、雨の日用の革靴の場合、ラバーソールであることが必須だと思います。



実用性重視であれば、ラバーソールに軍配が上がりますね



こうして比べてみると、レザーソールはあくまでマニア向けのソールって感じだね


基本的に手入れは不要
素材がラバーである以上、レザーソールとは異なり、定期的な手入れは基本的に不要です。
気が向いた時に、固く絞った雑巾などでソールを綺麗にしてあげる程度で十分です。
レザーソールの寿命は手入れの有無に直結する一方、ラバーソールはメンテフリーで長く履けるため、やはり機能面の高さが目立ちます。



毎週1足は靴磨きをするようにしてますが、ラバーソールの靴はレザーソールのものより10分程度早く終わりますね



耐久性も高くて手入れも不要だと、多くの人はラバーソールを選びそうだね
ラバーソールのデメリット
通気性はレザーソールに劣る
ラバーソール唯一のデメリットは、レザーソールよりも通気性が劣ることです。
つまり、靴の中に湿気がこもりやすいため、靴内部の手入れを怠ると、インソールが劣化しやすくなります。
ただし、革靴のローテーションをきっちりと組んでいたり、履いた後にシューツリーを入れて休ませていれば、それほど意識する必要はありません。
なお、個人的な感想ですが、ラバーソールの靴はレザーソールよりも蒸れやすいと感じることは多々あります。



手入れのコツとして、履いた後に30分ほど時間を置いた後にシューツリーを入れると、湿気が抜けやすいですよ



すぐにシューツリーを入れたら、靴の中が密閉されちゃうもんね
COMING SOON…
(まとめ)こだわりがないならラバーソールが無難
以上、両方のソールの特徴をまとめてみました。
レザーソールは手間や制限のある上級者向け、ラバーソールは高い実用性を備えた大衆向けであることを再認識しました。
そのため、基本的にはラバーソールの革靴を選び、少し革靴に興味が出てきたらレザーソールに挑戦するくらいが丁度良いと思います。



ソールのみに関する記事でしたが、書いてみると意外にボリューミーになり驚きました



今回は文字数の関係で省略したけど、ソールの交換についても、別の記事にまとめる予定だよ
それではまた。







