はじめに
今回は、ビジネスシャツの選び方について紹介したいと思います。
ジャケットを脱ぐ際、シャツ姿は上半身の大部分を占めるため、他人の視界に入りやすく、その人の印象を左右する重要アイテムとなります。
そのため、私の持論としては、スーツスタイルにおいて初めにこだわるべきアイテムはシャツであると考えます。
どんなに高価なスーツや革靴を身につけても、シャツのサイズ違いや汚れで全体の印象が台無しになるため、シャツは楽器でいうところのベースの役割となります。
今回は、私がシャツ選びの際に意識していることを、「サイズ」「色柄」「ディテール」の観点からまとめました。
にのまえシャツはVゾーンを構成するアイテムでもあるので、早めに基礎は知っておきたいですね



Vゾーンの説明は下の記事でまとめてるから気になる人は見てみてね


この記事はこんな方々にオススメします!
- 手持ちのシャツを増やしたい人
- ビジネス用のシャツの特徴が分からない人
- 毎回同じようなシャツを買ってしまう人
最優先事項:オーダーシャツを体験して理想的なフィット感を体験する
既製品は、たとえサイズ表記が合っていても、肩や胸周り、袖丈などどこかしらに余分なシワが寄り、だらしなく見えがちです。
そのため、はじめは既製品を買わず、一度オーダーでシャツを仕立てることを強くオススメします。
最近ではユニクロがシャツオーダーを4,000円程度で承っているようなので、まずは店員さんに相談して自分の身体にフィットしたシャツを体験するのが重要です。
ユニクロでなくても、鎌倉シャツやコルテーゼなどのオーダーシャツ店は、基本的に1万円あれば仕立てることは可能なので、自身の予算を考慮して検討するのが良いと思います。
また、自分の身体にフィットする感覚さえつかめれば、オーダーシャツには劣れど、比較的サイズの合う既製品を探すことも可能になります。



シャツをオーダーする際の注意点は以下のリンクで紹介しているので、是非チェックしてください。


前提知識:失敗しないための基礎ルール(ディテール編)
次に、ビジネスシーンで避けるべき、デザインの注意点について理解しましょう。
私が考えるビジネス用シャツの最低限の特徴は以下のとおりです。
①ボタンに色がついていない
まずボタンに色がついていないことが大原則です。
白無地なのにボタンのみが黒色というシャツは、ボタンが浮いてしまい、カジュアルな印象を与えてしまいます。
無難ではありますが、白色のプラスチックボタンか貝ボタンを選ぶようにしましょう。





貝ボタンは高瀬貝、白蝶貝が定番ですが、いずれも高級感があるのでオススメです



シャツオーダーの場合、500~1,000円くらいで貝ボタンに変えられるからお手頃だよね
②ボタンの数は6〜7個まで
ボタンの数は6〜7個までが理想であり、それ以上のシャツはビジネスでは不向きとなります。
例えば、第二ボタン付近に狭い間隔でボタンが3つほど連なっているようなデザインのものです。
これは、元々はノータイでも襟元が寂しくならないよう工夫されたものですが、ビジネスシーンではカジュアルすぎます。
また、そもそも止めるボタンが多いと着脱が手間なので、通常のボタン数(前身頃に6〜7個程度)が付いているシャツを選びましょう。



ボタンに色がついていて、ボタンの数が多いシャツを「デコシャツ」と呼ぶ人もいるね。



シャツにファッション性を追求した日本発祥のシャツではあるけれど、主張が強すぎるのが本音かな
③色は白か淡い色のものにする
スーツ、革靴及びネクタイは濃いめの色が多いため、シャツは白か淡い色のものにすると、コーディネートがまとまり易いです。
また、シャツは他人に清潔感を印象付けるアイテムでもあります。
鮮やかすぎる色や暗めの色を選ぶと、カジュアルすぎたり、ビジネスシーンには不適切な印象を与える可能性があるため、無難な白か淡い色を使うようにしましょう。



派手めのデザインは他のアイテムで選ぼうってことだね



そのとおり。
つまり、これらの特徴から外れるデコシャツはビジネスマンには適していないことになるね。
実践編:センスアップのための4つのポイント
身体に合ったシャツの選び方がわかったら、次に意識したいのが色・素材・襟型といった、着こなしのセンスに関わるポイントです。
まずは青色と白色を揃える
ビジネスシャツを増やす際は、まずは白無地とサックスブルー(淡い青)の無地から揃えましょう。
この2色は最も汎用性が高く、どんなスーツやネクタイにも合わせやすい基本色です。
特にサックスブルーは、白に比べて肌の色をきれいに見せる効果があり、顔周りを明るく見せてくれます。
綿100%の生地にする
形態安定などポリエステル混の生地はシワになりにくいですが、風合いや高級感は綿100%に勝てません。
「シャツは着る人の清潔感を表す鏡」です。
綿100%のパリッとした質感は、周囲に上品で清潔な印象を与えます。



綿生地は洗濯した都度、アイロンがけするのが面倒っていう人もいるよね



アイロンがけはコツを掴めば時間はかからないし、シャツもパリッとするので、ぜひ練習してほしいな。


タイドアップ用、ノータイ用で襟型を分ける
ネクタイ有り無しの両方に適合する襟型はないため、用途に分けてシャツの襟型を揃える必要があります。
ネクタイを締めるタイドアップ用と、ノーネクタイで着用するノータイ用、各々に合う襟型は以下のとおりです。
- タイドアップ用: ワイドカラー、セミワイドカラー
- ノータイ用: ボタンダウン、ホリゾンタルカラー
なお、どうしても兼用したい場合、セミワイドカラーを選ぶことになりますが、ノータイ時の襟バタつきが多少気になります。



そもそも、どんな襟型のシャツがどの用途に合っているのかがわからないんだけど…



シャツの襟型については別の記事でまとめるので、そっちを参照すると良いよ!
COMING SOON…
おわりに
今回解説したように、ビジネスシャツ選びにおける最大の失敗は「サイズが合っていないシャツ」を選んでしまうことです。
どんなに高価なシャツも、身体に合わなければだらしなく見えてしまいます。
幸い、最近はお手頃な価格でオーダーシャツが作れるサービスが増えてきました。
まずはユニクロなどで自分の身体のサイズを知ることから始め、失敗しない「自分に合ったシャツ」を見つけてください。
見た目の印象を左右するシャツにこだわるだけで、あなたのビジネススタイルは周囲と大きく差をつけることができます。
是非、今回の選び方を参考に、新しいシャツを試してみてください。





